2012年4月23日 (月)

桜が散って雨が良く降る。
今日も雨だ。
冬への追憶を残しつつ、
夏への期待もないわけではない。

学生時代は意味もわからず、
文庫本で詩を読んだりしてた。
通学の電車で読めば、
すぐ眠くなって寝た。
気取っていた部分は多分にあるな。
思い出すと恥ずかしい。

ふと思い出した「春は残酷」というフレーズ。
T.S.エリオットの「荒地」の一節。


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埋葬 

四月は残酷極まる月だ
リラの花を死んだ土から生み出し
追憶に欲情をかきまぜたり
春の雨で鈍重な草根をふるい起すのだ。
冬は人を温かくかくまってくれた。
地面を雪で忘却の中に被い
ひからびた球根で短い生命を養い


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今ならすこーしだけわかる。
大人になったかな。

We're Both Alone
Rocketship

2012年2月 9日 (木)

日常17

団地に住んでいた子供の頃、
小さなダイニングに
ピアノがあった。

僕は兄とじゃれ合ったり、喧嘩したりする中で
何度もその黒光りして角ばった足に頭をぶつけ
ブッチャー並に頭から流血していた。

年間2回くらい。

生まれてからあの家にいた8年間で
10回以上だったように思う。

汗のように流れてる血に、
「頭はたくさん血が出るからね。大丈夫大丈夫」と母。

母に傷の周りの髪の毛を
円形状に切られ、消毒及びガーゼを貼られ、
はい終わり。

病院に連れて行かれたこともあったと思うが、
大抵それだけだった。

今思えば、母の動じなさはすごいな。

確かに大丈夫だったよ。

大丈夫という言葉には治癒力があるって話。

Múm - Ladies of the New Century

Ladies of the new world
Rest your worried eyes
Rest your worried...
.....................................
.....................................
.....................................
.....................................

2012年2月 6日 (月)

日常16

東京カテドラル聖マリア大聖堂へ行った。
前々から行って見たかった場所。
日本のカトリック教会の総本山的な場所でもあるのだそう。

ふと思い立てば簡単に行ける場所だった。

信者でなくとも、近所の神社やお寺の境内のように、
何時でも気軽に立ち寄ってくださいという
懐の深い教会。


建築家、丹下健三の作品でもあり、
家具は剣持勇が担当している。
丹下健三は、都庁とか代々木体育館を設計した人。
剣持勇は秋田木工のスツールが有名。

丹下健三氏は晩年クリスチャンとして洗礼を受け、
礼拝堂の地下墓地に永眠されている。

美術品としても一級品なのだ。

格式高い伝統的な視点から見ると、
このデザインはどう映っているのか知りたい。

中に入ると空間美と、残響具合に圧倒される。
自分の足音が響き渡る。

教会の椅子に腰を掛け、正面の十字架のモニュメントを
眺めながら、ぼーっとしてみる。

ここで聖歌など聞けたら素晴らしいだろう。

後ろの席で居眠りをしているおじさん。

地の底から唸るような、いびきも響き渡る。

笑いをこらえつつ、良い時間を過ごした土曜日。


2006/3/17 ハインリヒ・シュッツ合唱団・東京+ユビキタス・バッハ
東京カテドラル聖マリア大聖堂


そして忽然と姿を消した日本のvashti bunyanこと(勝手にそう思ってる)
森田童子。

彼女もここでライブ録音をしている。
残響の強い彼女の楽曲にはぴったりだ。

1978年 東京カテドラル聖マリア大聖堂録音盤
森田童子-雨のクロール


2012年2月 4日 (土)

日常15

今日は立春。

冬至と春分の丁度真ん中だと、朝ラジオで聞いた。

もう春が近いのか。
歳を重ねるごとに時間の速度が
上がってる気がする。

二乗に比例してるようだ。
落下における加速度のよう。

いや飛行機の離陸にしよう。

何を隠そう飛行機が苦手だ。
離着陸の際はガチガチに固まってしまう。

初めて一人で乗った20代初頭、
翼の見える窓際の席で、
音を立て揺れている翼を見て、
CAさんを呼んだほど。

「こ、これって大丈夫なんですか?」と。

さぞおかしかっただろう。
はずかしい思い出。

何はともあれ春の背中が
見えてきた。

春夏秋冬ぐるぐる回る。

やるべき事をコツコツやろうと
思う午前中。

電車の車中にて。

The Postmarks - Winter Spring Summer Fall

2012年1月30日 (月)

日常14

日曜日の午後

新しい相棒を探しに、

実家から借りた車で北上。

ラジオを聞きながら考え事を少々。

車なんてなんだっていい。

ふと海が見たくなり

やはり遠回り。

寄り道癖は治らない。


車を海岸沿いの道路脇に停める。

強く冷たい風に驚いた。

太陽は海の向こう。

ちょうど顔面に突き刺さる。

心が折れそうになったが、

とりあえず砂があるところまで降りたい。

舞う砂と眩しさに目を細める。

ぼーっと海を見たかったが無理だ。

悔しいから太陽に向かって激写。

寒さ限界ですぐ退散。

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車に戻って撮った写真を見ると

なんて穏やかなのだ。ちくしょう。

思い描いてた風景じゃないか。

BGMはこれにしよう。

Don Peris - Flyer


2012年1月29日 (日)

Spiritualized

夜中に温かいカフェオレを飲みながら、

こんな曲を聴いています。

Spiritualized - Ladies and Gentlemen We Are Floating in Space

邦題「宇宙遊泳」

1980年代にspacemen3という前衛的なサイケバンド(陳腐な表現が心苦しい)

の中心人物の2人、Jason PierceとSonic Boomが空中分解(仲たがい)し、

Jason Pierceはスピリチュアライズド、Sonic Boomはスペクトラムを始めました。

音楽的には白。ポップでライトサイドに舵を切ったのが、

Jason Pierceのスピリチュアライズド。

ゴスペルやソウルなどの要素を含んでいるように思います。

夜中にとても染み入る1曲であります。

こんな歌詞。

All I want in life's a little bit of love to take the pain away.

Getting strong today.

A giant step each day.


-------


I've been told only fools rush in,

Only fools rush in.

But I don't believe.

I don't believe.

I could still fall in love with you.


-------


I will love you till I die.

and I will love you all the time.

So please put your sweet hand in mine.

and float in space and drift in time.

All my time until I die,

We'll float in space just you and I..

2012年1月26日 (木)

日常13

長年乗った車を手放した。


10年近く乗ったし、不調がちだったので
車検が切れるタイミングで、
引き取ってもらう事にした。

彼とは色々なところへ行ったし、
色々な場面を傍らで見ていただろう。

昨日、ほんの少しのお金を僕に与え
行ってしまった。

駐車場に相棒がいないのは
なんとも寂しい。

今までありがとう。


Devendra Banhart - My Dearest Friend



2012年1月24日 (火)

日常12

雪が積もった。

部屋の窓から見える森の木が

ケーキパウダーがかけられたみたいだった。

"The Fox in the Snow"

Belle and Sebastianの中心人物スチュアート・マードックは

地元スコットランドの教会で、住み込みの管理人をしながら

教会のオルガンで曲を作っていたらしい(今はどうなんだろ)。

また雪降るかな。


2012年1月20日 (金)

日常11

今朝、新宿駅にさしかかったところで

雪がふった。

見慣れた都心の風景が一変して、

テンションがあがる。

歩きつつ、上を向いて口を開けてみるのが恒例。

放射能が頭をよぎるが、まいっか。

車にはねられないように注意。

こんな日は暖炉の前でココアって決まっている。

使ってる暖炉を見たことさえないけれども。

雪の日はノルウェーの歌姫 Mari Persen。

ブロッサム・ディアリーも聞きたくなる。

Mari Persen - Sweetheart

2012年1月11日 (水)

日常10

今年は年が明けて
めでたいとジンワリおもった。


当たり前の日常を大切にしていきたいものであります。


ここ最近はこの曲が頭の中でグルグル。


もうじき見つけられそうな気がする。


YMO - CUE 1981

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